【レポート】楽天で『スポーツの未来を共に創ろう』をテーマにしたファンイベント『Rakuten DAY』が開催！その取り組み内容とは？

こんにちは、イートマップ仙台です。

楽天グループ株式会社で『スポーツの未来を共に創ろう』をテーマにしたファンイベント『Rakuten DAY』が、6月12日に行われた楽天イーグルス×読売ジャイアンツ戦で開催しました。
今回はこちらのレビューになります。

楽天グループ株式会社は今年で創業25周年となります。それを機会に、環境に配慮したグリーンな未来を呼びかける『Go Green Together』プロジェクトを始動し、その一環として、「スポーツの未来を共に創ろう」をテーマにしたイベント『Rakuten DAY』を楽天生命パーク宮城で開催しました。

『Rakuten DAY』では、「GREEN」、「LGBTQ+」、「GENDER」、「PEOPLE WITH DISABLITIES」、「CROSSCULTURE」、「FAMILY」の6つの切り口で【スポーツの未来を共に創ろう】ブースを設置。当日は、6つのテーマに沿った参加型イベント、限定グッズの展開、楽天の活動紹介など、さまざまな企画が実施されました。

ブラインドサッカー®︎体験会を実施

まず紹介するのは、ブラインドサッカー®︎体験会。
視覚に障がいの持った人でもプレーできるよう考案された「ブラインドサッカー」は、いわゆる「見えないサッカー」。ゴールキーパー以外の4人のプレーヤーは全盲の選手で、アイマスクを装着し、音の出るボールを用いてプレーします。
国際大会以外なら、アイマスク着用で晴眼者も参加できる、障がいのあるなしにかかわらず楽しめるスポーツです。

当日はNPO法人日本ブラインドサッカー協会から山川聖立選手と内田佳選手にその魅力を伝えていただきました。
「ブラインドサッカーは相手の立場に立って人とコミュニケ―ションを取るなど、日々の生活に生かせるようなところもあると思います。スポーツだけでなく、社会に生かせるような取り組みを行っていきたいと思います」と話すのは、日本ブラインドサッカー協会の宮島大輔氏。プロ野球のスタジアムで開催された「RakutenDAY」は、「これまでなじみのなかった方にブラインドサッカーというものを触れてもらえる機会になったと思うので、とても良かったです」と、今後のブラインドサッカーの未来について語っていただきました。

スポ―ツのより良い未来に関する考えを共有

LGBTQ、GENDER、PEOPLE WITH DISABLITIES、CROSSCULTURE、FAMILY、GREEN（環境・社会・経済）について理解促進を図るパネル展示も開催。

スポーツのより良い未来を共に創るためにはどんな取り組みを行うべきなのかをそれぞれが考え、それを自由に記載するパネルも設置され、参加者が思い思いに考えを書き込んでいました。

LGBTQ+フォトスポット

ブース内では、LGBTQ+に関する理解促進を図るためLGBTQ+フォトスポットを設置。
撮影はもちろん、楽天グループが行う、多様性や互いの個性、価値観を尊重できる取り組みを紹介していました。

ユニフォームアップサイクルボックス

同展示ブースでは、古くなったユニフォームを回収する「ユニフォームアップサイクルボックス」も設置されていて、そこで回収したユニフォームはアップサイクルされ、チームの応援グッズなどに生まれ変わっています。
※アップサイクルとは、不用品を再利用するだけでなく新たな製品などにアップグレードする、サステナブルな取り組みのことです。

ARコンテンツのゲーム

ファンから募集したメッセージが背景に散りばめられた、楽天生命パーク宮城のスタジアム看板。
指定のQRコードを読み込み、スマートフォンのカメラでそのスタジアム看板を映すと、巨大な楽天イーグルスの選手が浮かび上がり、選手のボールをキャッチするというARコンテンツのゲームも開催されていました。

エコステーション

楽天生命パーク宮城では、球団創設当初より、当時、球界では初の「エコステーション」を設置しています(現在は複数球団で設置)。
ボランティアスタッフによるゴミ分別回収の推進や啓蒙活動を行い、これにより、紙資源やプラカップ、割り箸のリサイクルやゴミ焼却効率の向上によるCO2削減が促進されます。

こちらのペットボトルは、回収したペットボトルを原料にリサイクルされたもの。ガチャガチャのカプセルはバイオカプセルになり、CO2の削減や資源の節約、再利用につながっています。

その他にも、再生可能エネルギーや省エネへの取り組み、ビールカップやフォークなどのプラスチック製品を環境対応素材にするなどしています。

パラアスリート（自転車競技）藤井美穂選手による始球式

当日行われた始球式では、パラアスリート（自転車競技）藤井美穂選手が登場。
「最初はキャッチャーまで届くかどうか不安でしたが、なんとか真っすぐ投げることができました。観客席からの拍手がとっても温かくて嬉しかったです。自転車はまだまだメジャーじゃない競技なので、野球はやっぱりすごいなと思いました。そんな環境で今日投げることができて本当に幸せです」と笑顔でメッセージをいただきました。

「壁なく、誰でも、どんな楽しみ方でもいいというところがスポーツの魅力でもあると思っています。この先、もっとみんなで一緒にスポーツを楽しめる未来がくればいいなと思いました」とスポーツの未来について語っていただきました。

まとめ

本イベントの開催を通じて、『環境に配慮しながらスポーツを楽しめる未来を形成し、一人ひとりが自分らしく、いつまでもスポーツを楽しめる社会』の実現を目指している楽天グループ。次回の「RakutenDAY」はノエビアスタジアム神戸にて、6月26日に開催されるヴィッセル神戸×浦和レッズ戦で開催予定となっています。

6月26日に試合を観戦される方はこのイベントにもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。