こんにちは、イートマップ仙台です。
2021年3月18日にオープンした「JRフルーツパーク仙台あらはま」に行って来ました。
仙台市若林区荒浜にある、一年中、旬のフルーツ狩りができる体験型観光農園です。
目次
JRフルーツパーク仙台あらはまとは?
「JRフルーツパーク仙台あらはま」は、仙台ターミナル株式会社が東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台市若林区荒浜に開業した新しい大規模観光農園です。
東日本大震災の復興事業である「仙台市集団移転跡地利活用事業」として建設されました。
「一年を通し旬の果物の摘み取り」「高品質な果物を市中等へ供給」「東部沿岸地域の農業生産者や復興事業に参画されている事業者との連携」「旬の果物、野菜を使ったカフェ・レストランと直売所の運営」をコンセプトとしているようです。
一年を通し旬の果物の摘み取り
いちご・ブドウ・リンゴなど8品目156品種を、一年を通して摘み取り体験することができます。
2021年はいちごとブルーベリー、2022年以降はブドウ、リンゴ、ナシ、イチジク、キウイ、スグリの摘み取りを体験することができるようになります。
現在はまだ苗木が植えられている状態でしたが、来年にはここにたくさんのフルーツが実っていることを考えると、ワクワクしますね!
摘み取り体験のスケジュールはこのようになっているみたいです。
早速いちご狩りを体験!
オープン初日はいちごの摘み取りが可能だったので、早速体験してみました!
食べ放題の時間と料金について
イチゴ狩りの時間は30分間。
料金は個人、団体同一料金(団体20名上は200円引)で以下のようになっています。
オープン~5月5日まで | 5月6日~6月 | |
2歳以下 | 無料 | 無料 |
子ども(3歳~6歳) | 900円 | 800円 |
大人(7歳~64歳) | 1800円 | 1600円 |
シルバー(65歳以上) | 1500円 | 1300円 |
予約方法
摘み取り体験の予約は、電話(022-290-0766)かFruits Station内にあるタッチパネル式の券売機で予約することもできます。
電話で事前予約した場合でも、こちらの発券機を使って予約したチケットの購入が必要です。
予約できる人数は最大30名程度までとなっています。
予約をし、指定の時間になったら入場できます。
入場の際には感染症対策として、当日予約の方は名前と連絡先の記入、入場時は全員アルコール消毒を行います。
イチゴ狩り用の容器を受け取り、練乳は使い切りタイプを好きなだけ利用することができます。
中に入ると摘み取り方、その他注意事項について説明があり、スタートです。
いちごは宮城県産の「にこにこベリー」と「もういっこ」の 2品種。
広大なハウスの中でキラキラと輝く真っ赤でキレイなイチゴが沢山実っていました。
カフェ・レストランと直売所
こちらの施設はカフェ・レストランと直売所が併設しています。
カフェ・レストランLes Pommes(レポム)
カフェ・レストランではホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースした、農園と地域の旬の食材をメインとしたカレー、とれたての旬のフルーツを使った季節のスイーツメニューを楽しむことができます。
カフェ・レストランのメニュー
3月18日時点ではおばんざいカレー3種、キッズメニュー3種。
サンドウィッチ3種、デニッシュやスコーンなどがありました。
フードメニューには+200円でドリンクをセットにすることができます。
スイーツメニューは5種類。
これらすべてのメニューは全商品テイクアウトが可能となっています。
食レポ!おばんざいカレーとイチゴパフェ
わたりがにのスパイスカレー1400円+ドリンクセット200円
色鮮やかで可愛らしい華やかなプレート。
ライスは2つ、お花の形になっています。
お皿の周りにはその季節の新鮮な野菜を利用したお惣菜がちりばめられています。
ワタリガニのカレーにはしっかりとカニが入っていました。
食べてみると、カニの旨味成分がカレーと融合し、芳醇な風味となって口の中で広がります。
スパイスカレーですが、それほど辛味もなく、辛いのが苦手な人でも美味しく召し上がることができます。
ドリンクはカフェラテをチョイス!
日差しは温かいのですがまだ寒い季節なので、カレーとカフェラテで温まる!
牛タンと黒毛和牛のキーマカレー 1200円
こちらはキーマカレーとなっています。
食べてみると、スパイスが強めのキーマカレー。
牛肉がふんだんに仕込まれています。
ちなみに、ライスの隣によそってあるのはフライドエッグ。
黄身がトロッとしていて美味しかったです。
いちごパフェ1000円
いちごたっぷりのパフェが、大きな木の器?箱?のようなものと一緒に登場!
パフェ専用のものみたいですね。
上のソフトクリームはくちどけ滑らか。程よい甘さで美味しい!
下にはチーズケーキ、いちごの果肉たっぷりのコンフィチュール、フルーツグラノーラが入っていました。
直売所 あらはまマルシェ
荒浜周辺の農業事業者が生産した野菜や園内の果物、お米や観光用のお菓子などが売られていました。
おにぎり茶屋ちかちゃんのおもち、おにぎり弁当も売られています。
こちらはホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースした、荒井・荒浜で育てた果実・野菜を100%使用、保存料は使わずに仕上げたエスポワールコンフィチュール。
約8,000本の数量限定で販売予定だそうです。
商品ラインナップは以下の8種類。
- シャインマスカット
- 黒いちじく(ヌアールドカロン・ビオレソリエス)
- リンゴ(はるか)
- 白いちじく(コハク・バナーネ)
- いちご
- ぶどう(ピオーネ・クイーンニーナ)
- トマト
- リンゴ(ぐんま名月・ふじ・こうとく)
加工体験室 あらはまキッチン
ここでは旬の果物や野菜を使った加工を実際に体験することができます。
現在はオープン記念として、4日間限定で「にこにこベリー ジュレミルクを作ろう!!」が開催されています。
開催日は3月18日、19日、20日、21日
各日3回で、時間は10:30、11:30、13:30
各回先着3組までとなっています。
参加費無料
体験希望の方は直売所スタッフまでお声がけくださいとのことでした。
研修棟
隣には研修棟がありました。
現在は特に行われているおのありませんが、今後何かしらの研修や視察などで活用されるようです。
ちなみに、現在は壁にいちごやなしの栽培に関する資料等のパネルが展示されていました。
シンボルタワー
とても巨大なタワー。
上部にはフルーツを模った装飾がされています。
キッチンカー サプールカフェ
仙台市若林区の若手農家が運営する3月20日オープン予定のカフェのキッチンカー。
自ら育てた減農薬の野菜や米を使ったサラダやスパムおにぎり、コーヒーなどを提供しています。
カフェ店舗は仙台市若林区沖野2丁目8-20にオープする予定だそうです。
こちらのお店の情報はインスタグラムで確認できます。
津波に備えて、隣には高台も整備
この場所は地震発生時、津波が襲った場所で、集団移転跡地だったところです。
またいつ何時、地震、津波が起きるかもしれません。
その時に備えて、施設の隣には東日本大震災時の津波よりも高い、避難の丘が整備されています。
津波浸水高よりも高い、海抜10mの高さがあります。
以上、JRフルーツパーク仙台あらはまのレポートでした。
今シーズン、いちご狩りに行けなかった方、いちご以外のもぎ取り体験をしてみたい方などにもおすすめです。
施設概要
施設名称:JRフルーツパーク仙台あらはま
住所:宮城県仙台市若林区荒浜新2-17-1
営業時間
施設全体:10:00~17:00
直売所:10:00~16:00
カフェ・レストラン:10:00~15:00
いちごハウス:10:00~16:00(火、金定休)
定休日:火曜日(GW終了まで無休)
公式サイト:stbl-fruit-farm.jp/arahama/