どうも、イートマップ仙台のまーぼーです。
70年以上続く炉端発祥のお店『郷土酒亭 元祖 炉ばた』に行ってきました。
おもてなしの心が詰まった料理と看板酒。仙台に来たなら必ず立ち寄ってもらいたいお店です。
郷土酒亭 元祖 炉ばたってどんなお店?
1950年、故・天江富弥氏が仙台国分町のビリヤード場を、古民家風に改装して創業したのが始まりで、全国に広まった炉端焼きの元祖としても有名なお店です。
2020年6月末、新型コロナウイルスの影響もあり、惜しまれながらも70年の歴史に幕を下ろすも、新宿を中心に飲食店を展開する絶好調グループが継承。8月から営業を再開することが出来ました。
お店があるビルの外観は国分町らしくとてもきらびやか。
しかし、中に入ってみると、そこはまるでタイムトラベルでもしたかのような感覚に陥ります。
ホントにあのビルの中?と思うほどの、まるで古民家のような佇まい。
そんな入店時の違和感も、席に付いたらあっと言う間に消え去り、むしろ居心地が良い、そんな不思議な空間です。
昔、友達の家に初めて遊びに行ったときの、そんな感覚にも似ています。
コの字型になった客席の中心には、代々伝わる炉端焼きがあります。
郷土酒亭 炉ばたのメニュー
メニューはこんな感じになっています。地元の食材を使った東北の郷土料理はもちろん、炉ばたの名物でもあるどぜう(どじょう)をつかった鍋や唐揚げなどもあります。
また、コースメニューもあり、3,850円、4,400円、4,950円の3つのコースから選ぶことができます。
コースで提供する料理は旬の食材を使用した料理をベースに、アレルギーの有無、鍋有り、東北の郷土料理中心、酒の肴多めなど、希望に応じて内容を臨機応変に変更してくれます。
予約がなくてもOKとのこと。
食レポ!郷土酒亭 炉ばたのコース料理
今回は4,400円のコースで注文してみました。
お酒はもちろん、看板酒「天賞 特別純米」。燗酒にていただきます!
炉ばたで温めてもらい、提供はしゃもじにのせて。これぞ炉ばた。
この天賞というお酒は、故・天江氏の実家「天賞酒造」で造られているお酒。これを飲まなければ始まらない。
ぐっと一杯飲んでいると、早速2品登場。
こちらは本日のお膳、山形だし豆腐と煮浸し。お酒の肴にぴったりですね!
続いてはお造り。
鰹やしめ鯖、甘海老などの5種盛り合わせです。
そして三陸産のホヤ刺し。
ホヤ好きな人はわかる、このみずみずしさと透明感、絶対に美味しいやつ。
そしてこちらはポテトサラダ。
この中にはいぶりがっこと鮭とばが混ぜ込んであって、一般的なポテサラとは全くの別物。
風味豊かでクセになる逸品です。
こちらは一瞬よくわからなかったのですが、長芋の上に鰻が乗っている磯辺焼きなんだそうです。
この海苔をくるっと巻いてパクっと食べるスタイル。
鰻と長芋を一緒に食べるって初めてだったのですが、これがまた創作的で面白い!
こちらは蒸し鶏のおろしポン酢。
蒸し鶏と聞くとちょっと硬いのかと思ったのですが、もはや逆すぎるほどふんわり!圧力鍋で煮込みましたか?っていうくらいホロホロな鶏肉です。
そしてこのお出汁も飲み干してしまったほど。これホントレシピ教えてほしい。
こちらは牡蠣とアスパラの天ぷら。
アスパラはホクホク、牡蠣はじゅわ~っと旨味が溢れ出る美味しさ!お隣の方も「これ美味すぎ!」って言ってました。
最後に、ちりめん山椒おむすび。
山椒がピリッと効いた、最後にふさわしいおむすびです。
まとめ
ということで、一度は閉店したものの、奇跡の復活を遂げた『郷土酒亭 元祖 炉ばた』。
多くの著名人に愛される理由が分かった気がしました。
一度体験してしまうと、もう一度行きたくなってしまう、そんな不思議な魅力があるお店です。
皆さんもぜひ行ってみてくださいね!
店舗情報
店舗名:郷土酒亭 元祖 炉ばた
場所:宮城県仙台市青葉区国分町2-10-28 YSビックビル1階B号室
営業時間:17時~23時
TEL:022-266-0897
公式サイト:https://www.z-no1.jp/shoplist/robata.html
SNS:Instagram
予約:Googleより予約可