こんにちは、イートマップ仙台のはむぼーです。
仙台三越にて2021年8月24日〜30日まで開催中の『第53回大江戸・浅草まつり』。
江戸・浅草の素敵なものや美味しいものがたくさん販売されています。
はむぼーも行ってきたのですが、その中でも特におススメしたい商品をご紹介します。
『川小商店』が経営するサツマイモ菓子専門店『おいもやさん興伸』
芋問屋が開いた芋菓子店だからこそ可能なこだわりの美味しさ。
高品質の原料芋から四季折々の一番おいしい品種を選び、安心して食べることのできる商品作りにこだわっているそうです。
ここで販売されているのは、『大学芋』『スイートポテト』『芋かりんとう』。
大学芋は昭和の初め頃、東京・本郷の低商店が発祥とも言われています。
近くの東京大学の学生の間で人気となり、いつしか大学芋と呼ばれるようになったそうですよ。
こちらの店舗では、キメの細かい口当たりが特徴の『紅小町』、香り高い新しい味わいの『愛小町』、上品でソフトな食感の『さつま』、ねっとしとした食感の『みやび』、鮮やかな黄金色の『あずま』といった、5種類のさつまいもの大学芋を提供していますが、仙台三越には、『みやび』と『あずま』の2種類が登場していました。
こちらが『あずま』。
こちらが『みやび』。
2種類の食べ比べセットも販売されています。
こちらは『スイートポテト』。
芋専門店の芋で作られたスイートポテト。
こちらのスイートポテトは、大学芋の芋とは異なる、スイートポテト専用の芋で作られているそうですよ。
さつまいも大好きはむぼー。
気になったので、2種類の大学芋とスイートポテトを購入してみました。
購入してきた商品はこんな感じ。
商品を受け取ったときに、袋がほかほかでとても驚きました。
なんでも、店舗で仕上げる大学芋が売りとのことで、目の前で仕上げのごまをかけて提供してくれました。
大学芋は2種類購入しましたが、シールを貼ってくれるので、どの芋かしっかりと把握できますね。
それではさっそくいただきます。
ちなみに手前の丸っこい大学芋が『あずま』、奥の角っとしたのが『みやび』、右の黄色いのがスイートポテトですね。
『あずま』の特徴
色、味の良い品種『ベニアズマ』を厳選して作られています。
サツマイモ生産に適した気候風土のインドネシア・ベトナムで契約栽培しているそうです。
無農薬栽培で安心・安全なサツマイモを使用しています。
食べてみると、芋のほくっとした食感とほんのりとした芋の甘さ、上品な蜜の甘さが口の中で合わさり幸せ。
今まで食べてきた大学芋と比較にならないほど、美味しすぎる大学芋に、一口食べたら、拍手してしまいました。
『みやび』の特徴
サツマイモの栽培に適した気候風土のインドネシアで産出されたサツマイモを使用。
色、味に優れた品種を厳選し、無農薬栽培により安全な契約栽培をしているそうです。
冷やして食べても美味しいとのこと。
食べてみると、ねっとりとした食感と上品な甘さ、ほどよいコクのある大学芋。
大学芋だけど、まるで芋のスイーツ洋菓子を食べているような、重厚感のある味わいです。
ほくっとしたした食感が好きな方は『あずま』、ねっとりした食感が好きな方は『みやび』を選ぶと良さそうですね。
『スイートポテト』の特徴
バター、ミルクの豊かな風味。
サツマイモ本来のソフトな甘さを生かした体にも優しいスイーツ。
芋専門店のスイートポテトはやはり美味しいです。
大学芋のおいしい食べ方
- 大学芋だけ器にあけて軽く電子レンジで温めた後、蜜を絡めて食べる。(蜜を温めると、ゆるくなるので注意)
- 冷蔵庫で冷たく冷やして食べるのも美味。
浅草下町にある甘味専門店『梅園』
浅草下町の梅園とは、創業 安政元年(1854年)浅草寺の別院・梅園院の一隅に茶屋を開いたのが始まりで、屋号梅園もそのゆかりだそうです。
初代は元祖あわぜんざいで好評を博し、東京名物となり、以来160余年甘味処として伝統を継承している伝統的なお店です。
浅草観光ではもやは定番中の定番のお店なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
ここで販売されているのが実際に甘味処で販売されているお持ち帰り用の『あんみつ』。
良質な天草をたっぷり用いて作った、食感の良い寒天。
じっくりと炊き上げた『赤えんどう豆』はふっくらして、甘味を引き立てる薄塩味に仕上がっています。
黒糖を軸に数種の糖類で、濃厚に仕上げた『黒蜜』が味の決め手だそうです。
購入してきた商品はこんな感じ。
蓋を開けると2段になっており、寒天と具材と黒蜜は別個になっており、食べる直前に自分で仕上げるスタイルとなっています。
『赤えんどう豆』、『求肥』、『こしあん』、『みかん』、『干しあんず』。
天草をたっぷり用いて作った美しい寒天。
この上に、『赤えんどう豆』、『求肥』、『こしあん』、『みかん』、『干しあんず』を乗せたら、たっぷりと黒蜜をかけて・・・。
いただきます。
食べてみると、寒天のくにゅんとした食感、じっくりと炊き上げた『赤えんどう豆』のふっくらして薄塩味の食感、求肥のもっちりとした食感、みかんと干しあんずの食感、さまざまな食感を楽しめるので、飽きることなく食べ進めることができます。
黒糖を軸に数種の糖類で、濃厚に仕上げた『黒蜜』の上品な甘さが、さまざまな食感と味わいのあんみつをまとめ上げています。
寒天がたっぷりと入っているので、ボリューム満点で食べ応えがあるのも嬉しいですね。
こしあんはそのまま食べてもいいですし、中にたまるシロップに溶かして味変しながら食べるのも楽しいですね。
美味しかったので、あっと言う間に完食。
お腹も心もまんぷくん、ごちそうさまでした。
というわけで、現在仙台三越にて開催中の『第53回大江戸・浅草まつり』。
気になった方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
※許可を得て撮影しています