ど〜もこんにちは、ささかまです。
テレビで取り上げられたタンメン。
ラーメンのジャンルでありながらあまり意識してみたことのなかったこのタンメンですが、その地位が今、少しずつ上がってきています。
その理由がなぜなのか、管理栄養士の資格を持つ私が、タンメンをおススメする理由をご紹介します!
あわせて、宮城県でタンメンを食べることのできるお店を5つピックアップしてご紹介していきます。
※今回の記事はかなり真面目な内容となっています!
目次
「ラーメン」と「タンメン」の違いは?
そもそも、ラーメンとタンメンは違うのでしょうか。
「ラーメン」とは、中華料理をベースに日本で独自に発展・普及した料理で、中華麺、スープ、具材を組み合わせた多種多様な麺料理の総称です。
豚骨、鶏ガラ、魚介類の乾物、野菜などから出汁をとったスープを、醤油や味噌、塩味などの「カエシ」と呼ばれるタレで調味し、小麦粉を主原料とする中華麺を茹でたものを入れ、チャーシュー、玉子、メンマ、ネギ、モヤシなどの具材を乗せたものが一般的です。
「拉麺」や「老麺」と漢字で、「らーめん」や「らぁめん」とひらがなで表記されることや、日本の伝統的な麺料理の「蕎麦」と区別するために用いられた「支那そば」「中華そば」という呼称が用いられることもあります。一方「タンメン」とは、日本の関東地方発祥の麺料理で、もやし、ニラ、キャベツ、にんじん、キクラゲ、タマネギなどの野菜と豚肉を炒めた具材を、鶏ガラベースのスープで煮込み、中華麺とともに盛り付けたものが一般的です。
関東の中華料理店において「タンメン」は、一般的なメニューになっていることが多いですが、それ以外の地域においてはそれほど一般的ではありません。
また、関東地方では、中華鍋で具材とスープを一緒に煮込む調理方法から、「ラーメン」とは別の麺料理として区別されることが多いです。
漢字で「湯麺」と表記されることもありますが、中国において「湯麺」はスープの入った麺料理全般を指し、日本の「タンメン」のみを指して「湯麺」とするのは誤用といえます。
内容を要約すると、
ラーメンとは・・・
麺とスープにトッピングをしたもの
タンメンとは・・・
麺に、炒めた肉野菜をダシとタレで煮込み、その具とスープを掛けたもの
ということになります。
見た目的に、塩ラーメンや野菜ラーメンと同じでは?と思いますが、塩ラーメンや野菜ラーメンの場合は、茹でた麺に茹でた野菜とスープを入れます。野菜は別に茹でていて、後からトッピングしているので、ラーメンの工程となり、タンメンとは別物であることがわかります。
ラーメンは美味しいけど体によくないと言われる理由
ラーメンは美味しいけれど、カロリーが気になってなかなか食べられない・・・という人も多いのではないでしょうか?
確かにラーメンの麺は炭水化物なので糖質も多いですし、スープも塩分が多いので食べるのに躊躇してしまいがちです。
では具体的にどのような点が懸念されているのでしょうか。
①糖質量が多い
一般的なラーメン(1食分)の糖質量を以下にまとめていきます
しょうゆラーメン・・・66.9g
とんこつラーメン・・・65.4g
塩ラーメン・・・65.8g
味噌ラーメン・・・69.1g
つけ麺・・・102.8g
参考:ごはん(茶碗1杯150g)・・・55.2g
ラーメンは見てわかる通りに麺をメインに食べる料理なので、糖質が高いです。
糖質が高いということは、食べたときに血糖値が上がりやすいです。
糖質が高い料理は、食べると血糖値が急激に上昇し、その血糖値を下げるためにすい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは、上がった血糖値を正常にする働きがある一方で、量が多すぎると、糖を中性脂肪に変えて、体の中に溜め込んでしまいます。
これが、ラーメンが肥満になりやすく、血糖値が上がりやすい理由です。
また、ラーメンをのびないうちに食べようと、勢いよくすすることで、噛む回数が減ることも血糖値を上げる原因となります。
②塩分が多い
ラーメンは食べてわかる通りに、塩分が高いです。
商品にもよりますが、スープまで全て飲めば、1食あたりの塩分は6〜9gになります。
日本高血圧学会によれば、一般の人の食塩摂取量は男性8g未満、女性7g未満とされています。
(ちなみに、高血圧患者の場合は6g未満、世界基準は5g未満なので、日本人は塩分をそもそも取りすぎている)
なので、ラーメン1杯スープを飲み干すと、1日の塩分量を超えてしまいます。
ちなみに、塩分が多いとむくみやすくなり、体重は増えていないのに、太って見えてしまうことも・・・
タンメンがオススメの理由
ラーメンは太りやすいし、太って見えやすいし、塩分も高い・・・
だけど、ラーメンは食べたい・・・
そんな人にオススメなのが、今テレビで話題になっている”タンメン”です。
タンメンがオススメの理由① 野菜がたっぷり入っているので血糖値が上がりにくい
タンメンには見てわかる通りにたくさんの野菜が入っています。
ダイエットをしている人は、聞いたことがある人も多いと思いますが、野菜から食べると急激な血糖値の上昇を抑えることができます。
つまり、血糖値は緩やかに上昇するので、インスリンも過剰分泌されにくく、肥満になりにくいのです。
タンメンがオススメの理由② 野菜が豊富だと血圧が上がりにくい
前述の通り、タンメンには野菜がたっぷり入っています。
野菜にはカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは、余分なナトリウム(塩分)を外に排出する働きがあります。
よって、野菜たっぷりのタンメンは血圧を上がりにくくしてくれるのです。
タンメンがオススメの理由③ 噛む回数が増える
前述の通り、噛む回数が少ないと血糖値は上がりやすいです。
タンメンの野菜はしゃきしゃきとしているので、柔らかい麺よりも必然的に噛む回数は増えます。(すすれませんしね・・・)
噛む回数が増える、ゆっくり食べることで、血糖値は緩やかに上昇するので、インスリンも過剰分泌されにくく、肥満になりにくいのです。
というわけで、野菜がたっぷり乗っているタンメンは、肥満、血糖値、血圧が気になる人の強い味方なのです。
宮城県でタンメンを食べることのできるお店5選
では、ここからいよいよ、宮城県でタンメンを食べることのできるお店を5つピックアップしてご紹介していきます。
辛味噌ラーメン一村(いっそん)
いちむらと書いていっそんと読むこのお店
看板は辛味噌ラーメンですが、タンメンも食べることができます。
広瀬通から徒歩3分なので、昼休みに行きやすいのもオススメポイント。
タンメン・・・700円
仙台中華蕎麦 仁屋
twitterアカウント名やgoogleで「すごい!味噌タンメン 仙台町中華蕎麦仁屋」で登録しているほどのタンメン押し!
比内スープ中華蕎麦、濃厚煮干蕎麦、伝説の皿台湾、すごい!味噌タンメン、四川汁なし坦々麺など麺専門店。こだわりの自家製麺!
しかし調べた範囲では味噌タンメンが出てこなかったので、あるのか微妙。。。ただ皿台湾というのが人気みたいです。
鴻運楼 (コウウンロウ)
JR仙台駅東口から徒歩6分と、立地がとてもいいですね。
お昼時にもなると並ぶほどの人気店だそうです。
塩たんめん・・・680円
京華小吃 仙台 (ジンホア )
点心や飲茶、小籠包で有名なお店ですが、タンメンもあります。
こちらは、仙台市営東西線『青葉通一番町駅』北1出口より徒歩1分のお店なので、藤崎近くで働いている人が行きやすそうですね。
野菜タン麺・・・800円
カラ助(からすけ)
タンメンメニューが豊富なお店です。
色々な種類のタンメンを食べてみたいという人にはぜひ行ってもらいたいこのお店。
場所も仙台市営地下鉄南北線 / 勾当台公園駅(公園出入口2) 徒歩3分(170m)と好立地。
営業時間は[全日]
11:00〜16:00
17:00〜24:00
と16:00〜17:00の間だけお休みなので来店するときは気をつけてください。
味噌タンメン・・・780円
まとめ
ラーメンが好きだけど、糖質と塩分が気になって気軽に食べられない。
そんな方は、今プチブームのタンメンで罪悪感なくラーメンを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか?
それでは👋