クレアーズは仙台のアーケードを歩いているとかなり目に付くお店ですよね。
宮城県には、クリスロード店、仙台一番町店、ララガーデン長町店、泉パークタウンタピオ店の4店舗ありますが、すべての店舗が閉店する予定です。
これは宮城だけではなく、日本全国の店舗が2020年10月内にすべて閉店し、日本から完全撤退となります。
理由は2020年3月11日(水)、クレアーズ(claire’s)が日本事業を終了すると発表したためです。
そもそもクレアーズは、1994年に米国クレアーズ社とイオン株式会社の合弁企業として誕生し、イオンを中心に25年間にわたり運営していたお店なのですが、なぜ日本から撤退することになったのでしょうか。
クレアーズはなぜ閉店するの?
クレアーズは公式ホームページで日本事業の撤退をお知らせしていますが、その中にはこのように記載があります。
「弊社の経営状況及び今後の成長性等を熟慮した結果、2020年10月末日をもって、クレアーズ日本の事業を終了することとなりました」
要約すると、赤字が続いていた、ということですね。
実は、本家大元の米クレアーズは、2018年3月19日に破産法適用申請を行っており、その負債額は約2000億円にのぼるものでした。
クレアーズ日本は、米国クレアーズ社と資本関係がない会社であり、イオン(株)の100%子会社です。したがって、CLAIRE’Sブランドをライセンス使用しておりますが、米国クレアーズ社とは異なる独立した法人であり、通常通りの営業、事業をおこなってまいります。
とのことなので、日本の店舗では直接の影響はなかったのだと思いますが、結果として日本での事業も完全撤退となってしまいました。コアなファンが多かったお店なだけに、その衝撃は大きいですよね。